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Professionalインタビュー前編 ハブシュウヘイさん

habushuhei

【Professional】 ハブ シュウヘイ さん (職業:美容師)

幕張総合高校卒業。専門学校で技術を学び、その後【LIPPS】へ入社。売り上げNo.1を記録し、日本テレビ「ZIP」出演、全国ヘアカタログランキング入賞の数々の実績を持ち、トップを走り続けた。2019年9月、業界トップのカット・スタイリング技術をもっと身近に手軽に感じて欲しいという理念から【THE 3rd HAIR(ザ・サードヘアー)】をオープン。たちまち大人気となり、千葉を代表するサロンへと進んでいる。

華やかな世界で勝負をしてみたい。その想いが強かった。

Q:この職業を選んだきっかけを教えてください。

いやー、これは単純に答えていいですか?美容師が「かっこいいなぁ」と思った事がきっかけです。(笑)もちろんそれ以外の道も考えてはいました。僕自身、野球部に入っていたのもあり、スポーツ関係の仕事もやってみたいなと思っていたときもありました。何かに特化した仕事に就きたかったんです。でもその中で華やかな世界で勝負してみたいという想いが強かったです。そんな中で、僕自身、よくファッション誌を見ていることが多くて、将来的にこのような媒体に自分自身が載りたいなと思ってました。よくよく調べてみると載っている人達は美容師の方が多い。だったら、それを目指してみようと思いました。

Q:実際にこの職業に就いてみて、大変だったことはありますか?

これがですね、実際そんなに無いんです。(笑)まぁ確かにポイントではあったのかもしれません。お客様をカットするなどそういうことに関しては全く大変と思ったことはないです。ただ、運営的なことは大変だったかもしれません。カットの練習は確かにかなりやったと思います。でも最初から売れようと思っていたので当然だと思ってやっていました。それよりも常にうまくいくにはどうしたらいいか考えてはいました。歩きながらも、電車乗りながらも休みの日も考えなかった日は一日もなかったですね。それは今もです。

Q:ではそんな中でもハブさんが一番辛かったことはなんですか?

んー、・・・ないなぁ。(笑)何かあるのかなぁ。考えてる暇がないほど走り抜けてきたので、覚えてないのかもしれません。あえて言うのであれば、自分のやりたいことができないとき。これが一番辛いのではないですかね。明らかに自分自身はAを選びたい、でも会社としてはBという選択をしている。Bも全力でやるんですけどね。こいうところはやっぱり難しいところなのかなと思います。

「誰もやっていないことをしたい」だから0から1を作ることをしてみたい。

Q:【THE 3rd HAIR(ザ・サードヘアー)】をオープンしようと思ったのはいつごろからですか?

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そうですね、これは2018年の6月です。ハワイで決めました。海をみながら、自分の将来のことを考える時間がとれ何かこう大きな気持ちになったのだと思います。もう考え出したら止まらず帰ってくる頃にはどういう店にしようかとかも決めてました。その中で、どうせオープンするなら「まだ誰もやっていないことをしよう」とも決めたんです。店の名前の由来もその想いが入っています。本当は有名店で活躍していた僕が独立して、セオリーであれば原宿や渋谷などに出店するはずなんです。でも、原宿でトップで売れていた人間が千葉で店を出すというのは前例がないんです。だからどうなるのかこっちのほうが面白いかなって思ったんです。0から1を作る方が面白いじゃないですか。地元だしそこを盛り上げていこうかなと考えて千葉で出そうと決めました。美容学校との連携とかもやりたいですし、いろいろなアイデアが次々浮かんでまだまだやりたいことはたくさんあります。

Q:オープンする上で大変なことはありましたか?

これはたくさんありました。まず、そもそもの資金という面です。そして、物件です。自分の思い描くお店はお金もかかるし運もあります、やっぱり色々悩みましたね。もちろん一緒に働いてくれる人も探さないといけない。常に、何か課題が出されている感じです。

Q:もし、辛いことが起きた時、ハブさんはどう乗り越えるのですか?

まずは辛いと思わないんですよね。その辛さすら経験なんです。成功しても違くても乗り越えたらその先の未来が見えるじゃないですか。やっぱり違う景色を見たいなというマインドが自分を奮い立たせてくれます。やればどうにかなるしどうにかするんです。もし、人が集まらないのであれば、一人でやればいいんです。お金が集まらなくてもそのお金でやればいい。ただ、人が集まれば、お金があれば、自分の理想とするところに少し早く行ける。でも結局はあきらめなければその場所には着けるんです。それだけの違いしかないと思います。

Q:これから美容業界を目指す人たちはどのような考えが必要でしょうか?

これは、その仕事にはまれる人がいいと思います。つまり熱中できる、楽しめる人ですね。休みの日でも楽しんでやれてしまう人とかだとなおいいのかもしれません。もちろん、給料の安定を求めたり、休みも週に2日は欲しいということが無理なわけではないです。もし、人よりもスピード上げて頑張りたい、さらに上に行きたいという人は、熱中できるかどうかがカギかなって僕は考えます。これは美容師だけに限らずどんな職業においてもそうだと思います。

後編へ続く、、、